2014年1月24日金曜日

問題は…

今週日曜は、旧正月連休の振替出勤。
駐在員の間で悪名高い中国の「祝日振替出勤制度」

おかげで、今週のお休みは土曜だけ。

土曜にはやらなくてはいけないことがいっぱいなので、
朝食兼昼食のサタデーブランチとしてガレットを作るのか、


昼食兼夕食として、おでんを作るのか、


それが問題だ。

2014年1月21日火曜日

中国を振り返ると

遅くとも3月中には日本に永久帰国できると言われていたのに、
フタを開けてみれば、やっぱり、色々な事情が発生して、4月の中旬まで
北京にいなくてはならず、その知らせを聞いた日は、あまりのショックに
おやつに買ったガルボ(特大の箱)を、ぼーぜんとしながら完食してしまった。

それでも、日本の会社での所属先も決まりそうだし、親が東京から引っ越す前に
引っ越し準備等で一時帰国させてくれるなど、会社側も譲歩してくれたので、
3月中に帰ることは諦めて、ダライラマの境地で残りの中国生活を過ごします。

まだ3ヶ月は北京にいるから、振り返るには早いけど、
今は中国に来て、本当に本当によかったと心から思える。

上海の2年間は正直、本当にきつかった。
色々な状況や事情が重なり合って、自分で解決できる事とできない事の違いが
分からなくなっており、どうしよもないことで自分を責めたり、
自分でも解決できるのに人のせいにしたり、今振り返ると暗黒の2年だった。
でも北京に転勤になって、幸運にも恵まれたクライアント&社内環境で
仕事ができるようになってからは、冷静に上海での生活を振り返ることが
できるようになった。

上海では精神的に追いつめられて、挫折だらけの毎日の中でも仕事面では、
一生懸命努力をしていたつもりだし、どうにもならない状況でも何かできないかと
自分に過度なプレッシャーをかけていた。しかもプレッシャーのかけどころが
全然見当違いで、今思い出すと自分のことながら本当に笑ってしまう。
でもそうやって、腐らずに、クライアントのためにと思って諦めなかったから、
今恵まれた環境で、自分の仕事をこなし、一緒に働く人から信頼してもらえてるんだと思う。

辛い経験が、挫折が、今までは点としてだけ存在していて、
それは自分の人生の中でもただの辛い思い出としてだけ記録されていたものが、
その複数の点が線でつながって、今の自分に至る。
Steve JobsがStanford大学でやった伝説のスピーチで言っていた、
「点と点をつないで線にする」、この作業が人生の重要な構成要素なんだろうなー。

もう一度、あの暗黒の2年間を繰り返すのは、まじで勘弁してほしいけど、
それでも3年前の3月、もう一度中国に行くかと聞かれたら、やっぱり行きたい。
そして、私は中国という国の習慣や政治や文化がやっぱり好きになれないけど、
今まで会った中国人には感謝したい。
特に、こんなわがままで横暴な私につき合って、一緒に仕事をしてくれた
上海、北京の同僚達には。
みんな私にとって、とっても大切な同僚です!!ありがとう!