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2012年7月20日金曜日

決定プロセス

一つの決定が下されるためにはプロセスがある。
小さな決定でも、大きな決定でも、会社という組織の中では
そのプロセスを踏んで、決定が下される。

様々なクライアントの仕事を手伝わせてもらっていると
当たり前だけど、決定プロセスも企業ごとに、
決定の重要性により、担当者の考え方により多種多様なことに気付く。

決定までのプロセスが長いことがよくないことに異論の余地はないと思うが
なぜ良くないかを考えてみた。

決定のプロセスが長いことは、つまり責任を分散させる行為ではないかと。
現場担当者が確認して、現場責任者が確認して、部門長が確認して
最後に総責任者が確認。(中国だとこの先に日本本社がでてくる。)
これは念を入れているのではなく、それぞれが自分の責任を少しでも
少なくするため、最終責任を逃れるためにやっている側面もあるのではないかと
思ったりした。

確かに現場担当者では下せない決定があるかもしれないし
経験がともなわないと正しい決定が下せない事もある。
けれど、自分が決定者として最終責任を負う覚悟を常に持っていれば
経験がなくても、精一杯想像力を働かせて決断するはず。
そしてその責任感が一人一人の当事者意識を高め、より強い企業体に
なっていくんではないだろうか。

私自身も自分が常に最終決定者であるつもりで
スタッフにも最終決定をさせる機会を多く作っていきたいです。

上海の夜はすっかり長くなりました。

2012年4月30日月曜日

Innovation

Innovation:新しいアイデア[方法・手法]、革新、新機軸

私の好きな言葉。
様々な問題を解決してくれるのもinnovation、
まだ誰も知らない世界や考えに導いてくれるのもinnovation。
どんな小さな形でも、仕事でもそうでなくてもいいので
自分でinnovationを実現してみたいものです。

産業革命以来、人類の生活を変えたinnovationは
石油エネルギー、インターネットじゃないでしょうか?
では次のinnovationは何か、、、と聞かれれば
(そんな事個人的に聞かれたことはないけど)言語ではないか。

今、Googleが一番開発に力を入れているのが「翻訳」だという
噂を聞いたことがあるようなないような。
なぜこんなことを考えたかと言えば、北京MS中に上司と
iPhoneのSiriやネットの無料翻訳サイトの話をしていた時に、
「10、20年後には翻訳の精度がかなり上がって、違う言語を
話す人と、何の苦労もなくコミュニケーションができるのではないか」
という結論に至ったのです。

言語は人間の考えや在り方に非常に重要な役割を果たしている。
先日のWIREDの記事でもhttp://wired.jp/2012/04/27/language-and-bias/
こんなんがありました。こんな風に思考に大きな影響力を及ぼす、
そして文化人類学的なアイデンティティーである言語がフラット化する未来が
すぐそこにまで来てる!

インターネットの登場により加速度的に進んだグローバリゼーション。
これが「言語のフラット化」により、さらに進むこと間違いなし。
でも、そこまでフラット化が進むと、人類はどうなるんだろうか。
「言語のフラット化」は、これまで旧約聖書の「創世記」
手塚治虫「火の鳥」でも触れられてきたテーマ。
「創世記」ではでは、神に近づこうとバベルの塔を
建てた人類を罰するために、神は人類に違う言語を話させる罰を与えた。
「火の鳥」では、統一言語を話そうとし、人類が絶滅するらしい。

そこまでフラット化が進んでしまった人類には、何が起きるんでしょうか。
石油エネルギーが、インターネットが私達の生活を劇的に変えてしまったように
「言語のフラット化」が上述2つのinnovation以上に人類を
変えるのではないかと、少し怖かったりもします。
それでも、これからどんなinnovationが生まれてくるのか楽しみでなりません。

ギュスターヴ・ドレ「言語の混乱」

2012年4月29日日曜日

蘇州出張

北京モーターショーから帰った翌日、今度は蘇州出張でした。
クライアントのディーラーミーティング(年に1回、代理店を集めて
1年のマーケティング・販売方針を説明する会合。代理店をリゾートで
遊ばせて、ねぎらってあげる会でもある )があり、それに参加するため
水郷・蘇州に行ってきました。
上海虹橋駅から電車で30分、あっという間に蘇州に着いちゃいました。


代理店をねぎらう会合だけあって、リゾートホテルでゴルフコンペやら
BBQやら楽しそうな予定がいっぱい。
今回泊まったホテルはケンピンスキー(ドイツのホテル)だったので
ビアガーデンでディナーというのもありました。
代理店は代理店でも、販売代理店ではなくPR代理店の身分で
こんなものに呼んでもらうのは、おこがましいと思いつつ
思う存分楽しんできました。(もちろんマーケ方針の勉強もした)

中国国内に一切興味のない私は、国内旅行にでかけた事は一回もなく
出張ついでに、中国人社員に観光地に連れて行ってもらったり
名物を食べたりしています。
蘇州は「蘇州面(そのまんま)」というラーメンのような面が名物のようで
今回も社員に連れられるがままに蘇州面を食べてきました。


社員がネットで調べた「同得興」という蘇州面の有名店に到着。
(これ後でみたら地球の歩き方にも載ってた)
蘇州面は、白湯と紅湯という2種類のスープを選んで、トッピングしたい具を
自分で選ぶというちょっとめんどくさいシステムのようで、よく分からん漢字を
読むのがめんどくさい私は全部社員にまかせちゃいました。
そしてでてきたのがこれ。


 お店おすすめの紅湯(しょうゆ味?)スープに角煮トッピング
プラス社員の子達が選んだ鶏肉やら高菜やらキノコやら色々。
この蘇州面がたいそーおいしくて、私一人だけ面を完食してしまいました。
上海にも蘇州面のお店はあるんだけど、このお店の方が断然うまかった。

旅行って色々調べて期待して行くと大体裏切られる(特に中国国内は)ので
何も考えない無の状態で、出張ついでに行くと「ラッキー」って思える。
このスタンスは中国旅行ではかなり重要だと思うので、
これからも国内旅行はでかけない、出張ついでに連れられるがままに観光する
このスタイルを貫きます。



2012年4月27日金曜日

北京モーターショー

やっと帰ってきました、北京モーターショー(以下MS)から。
中国に来て3度目のMSですが、何度やっても
プレスカンファレンス前日は必ず完徹っす。

北京 MSは出展者に「世界最大、世界最低」と言わしめるほど
オーガナイザーの仕切りが悪いらしく、記者しか入場できないはずの
プレスデーに、お弁当屋がいたり、子供がいたり(子供記者?)。
(ちなみに日本のモータージャーナリストに聞いたのだが、
東京MSのプレスデーに「お相撲さん」「ベビーカーのお母さん」
「女子高生」を一度に見ると幸せになれるという噂があるらしい)

まー大小色々なトラブルがありながらも、無事上海に戻ってきました。
アメリカを抜いて、世界最大の自動車マーケットになった中国で最大
(つまり世界最大)の北京MSは、出展者もメディアも来場者も
熱気むんむんの一大イベントでした。
日系だけでも、トヨタ、日産、ホンダ、マツダとほとんどのメーカーの
CEOがプレゼンテーションをしに来ていました。

色々なメーカーのブースを見た雑感。
MAZDA
マツダは世界中で話題になっているCX-5のチャイナローンチがありました。
CCTV(中国のNHK)が熱心に撮影してます。
新デザインコンセプト「魂動(こどう)」がテーマのかっこよすぎる
コンセプトカー「SHINARI」も展示されてました。
東京MSの時、GQがベタ褒めしていた、あのSHINARIです。
マツダロゴの入ったホイールがかっこ良すぎるぜ。
メディアにも大人気で、終始撮影の人だかりがありました。
他社もコンセプトカーだしてましたが、マツダのSHINARIが
だんとつのかっこよさでした。

他に気になったのは
NISSAN
少し前に話題になっていた日産のNYタクシー。
次世代NYタクシーに選ばれた車両が展示してありやした。
中も広々で、車両に書かれている文字やピクトグラムがおされ。
社内を撮影しようとしたら、「メディアのみ」と注意をされたので
写真とれませんでした。2013年10月から順次導入されるみたいです。

そしてお次は
FORD
フォード。金髪のねーちゃん達がものすごい勢いで踊りまくってました。
センスがいいか悪いかは置いといて、こういう分かりやすい演出は
中国では必須です。おどりの方は、、、いまいちでした。
外国メーカーにとって、中国語が話せない外国人代表者の
プレゼンテーションをどうするのかが悩みの種だと思いますが、
フォードはアメリカ人プレゼンターの時、プレゼンターとまったく同じ
動きをする通訳者を使って、逐次通訳していました。
声の抑揚、ジェスチャー、何もかもプレゼンターと同じ調子の
通訳がプレゼンターが英語で話した後に、中国語を話す。
これアメリカではよくあるらしいけど、アメリカ以外では全然みねーっす。

番外編
中国人記者の興味もなかなかのもので、この車1台に記者が
6人乗ってました。みんな汗だくになって、写真とったり
色々いじったりして、こんなところで中国雑技団しなくてもと思ったり。

次は11月の広州MS。今年から広州MSも、北京・上海の一線都市MSと
同じく、プレスデーが2日になるらしい。ひゃーーーーー。

2012年3月24日土曜日

中国のインテリ若者

私には中国人の友達が一人だけいる。
仕事を通じて知り合った『第一財経週刊』というビジネス誌の記者。
『第一財経週刊』は日本でいうとこの日経ビジネスのような
中国では高レベルのビジネス週刊誌のひとつ。
(洗練されたデザインやストーリーテリングのような記事などの特徴から
日経ビジネスというよりはNewsweekの方が近いかも)

彼は日本語教育の私立中高一貫校へ入学以来、日本語勉強歴10年。
もちろん日本語ぺらぺらで、
日系企業や日本人へのインタビューは日本語でやるほど。
クライアントへの取材依頼がきっかけで知り合ったんだけど
日本語ができることもあり、 今では休みの日に飲みに行く仲になった。

彼はスティーブ・ジョブス、東野圭吾、安藤忠雄が好きな
中国の典型的なインテリ若者。 先週までバーゼルの取材で
スイスに行って、せっかくビザがあるということで、その後
イタリア、スペインに行っていたそうな。その写真を嬉しそうに
見せる姿、来週北京で山本耀司のインタビューだといってはしゃぐ姿は
インテリ若者そのもの。
彼と会うと、取材で知った色々な事とそれに対する彼の考えを
聞かせてくれて、カオスな中国のことが少しだけ理解できる気がする。
今日は、スペイン土産のグラッパを飲みながら、先日インタビューした
日本の某人気アイドルグループのおもしろ話を聞かせてくれた。

上海に来てから友達らしい友達が2人しかできていない私…。
でもたまにこんな人に会う幸運もある。
ありがとよ、ゾウトン!!


ゾウトンの直属の上司、そして第一財経週刊の編集長は女性らしいが、
二人ともめちゃくちゃ酒を飲むらしい。メディアはどの国でも酒飲み。
これは全世界共通なんだね。

2012年2月15日水曜日

責任と成長

中国の日系企業は2種類に分かれている。
進出以来、現地化がどんどん進み、中国のやり方に
慣れていった企業、そしてそれが全然進んでいない企業。

もちろん前者が成功者で、何がそうさせるかと考えてみると
どれだけ中国現地法人に経営に関わる決定権を与えているかだと思った。
何を提案しても本社の許可が降りないと、動き出せない。
日本の大企業病の代名詞である判断の遅さには、逆の意味で舌を巻く。

責任を与えないことが成長を阻む。
分かりきったことだけど、自分と部下の関係レベルでも
大企業の本社と現地法人レベルでも起きていると思うと
それがいかに難しいことかと気づく。
でも、日本企業以外が比較的うまくやっているのをみると
これは日本人の特徴なのかもしれない。
リスクを恐れる、失敗を許さない、細かいことを気にし過ぎるなど。

細かい失敗を気にせず、リスクを恐れず、大きな成功をつかむ。
うーん、日本人からは想像できん。
でも先日、東芝が経営や人事など一部の本社機能を中国法人に
移して行くことを発表したニュースを見た。

私もどんどん自分の責任を明け渡して、成長を促していなかいと!

stuffed animal foolds!
 北京のぬいぐるみ屋さん。
今の中国そのもの。安くてごちゃごちゃしてて、でもカラフル。
ノロノロしてると、ぬいぐるみの波に飲まれちゃう!

2012年1月8日日曜日

てちゃう

上海のお部屋を掃除中に思い出の品々を発見。
その中でも、掃除の手を止めてしげしげと見てしまったのが
昔使っていたスケジュール手帳。

なぞのメモ
 自分で見ても何の事かまったく思い出せない高木ブーにまつわるメモや

知的な形跡
 昔自分が句会に参加して、俳句を作っていたことなどを思い出す。
仲良くしていた新聞記者の方(初老)に誘われて行ったのが始まり。
毎月お題である季語3つが与えられ、仕事で忙しい時に
夜遅くまで起きて、俳句作ってたなー。。。
手帳には、その月のお題「冬めく」「七五三」「紅葉」が。
そして句会の翌日には、賞与説明会が。

上海に来てから、どこでスケジュール帳が買えるのか分からず
日本にいた時の10倍は忙しいというのに、現在は卓上カレンダーを
手帳代わりに愛用中。(しかも不動産屋からもらった渋いやつ)

自分の仕事ぶりを振り返るためにも、手帳が必須ですね。
再来週日本に一時帰国したら、必ず買ってこよう!

2011年12月11日日曜日

広州出張

今週はクライアントの新車発表会のため広州に行ってきました。
今月二回目の広州。この前は、モーターショーで広州行ったばっかり…

この新車発表会のために中国全土から約350人の記者が集まった
けっこう大規模な記者発表会。発表会が行われた後、夜は記者を招待して
ディナーパーティー。パーティーの後、うちの会社が仲良くしている記者が
まだ飲み足りないと二次会に誘ってきたので、彼の記者仲間、クライアント
10人くらいで二次会に行ってきた。

まー、この中国人の記者達がよく飲むこと。
私がビールを飲んでいると、「酒は一人でのむものじゃない!」と怒られ
一緒に何度もいっきさせられた。ビールいっき飲みしたのなんて大学生以来。

というのも、中国の宴会では酒は自分のペースで飲むものではなく
常にコップなみなみに入れておいて、人と乾杯していっきに飲み干すのが
しきたりだそう。いっきに飲むっていっても、テキーラとか白酒みたいに
強い酒を少量ならまだしも、ビールをひたすらいっき飲みする宴会は
かなりきつかった。気づけば瓶ビール50本も空けてた。
記者にかなり飲まされていたクライアントは翌日新雪のような白い顔でした。

この宴会で話題になったのが、プライベートジェットについて。
今回の発表会は、社長がサプライズで登場したのだけど、
この社長の移動はプライベートジェットだとクライアントが言っていた。
そういえば最近GQで『ビジネスジェット最新事情』という記事があったけど
http://gqjapan.jp/2011/12/07/%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%81%ae%e3%83%93%e3%82%b8%e3%83%8d%e3%82%b9%e3%81%af%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%a7%e5%8b%95%e3%81%84%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8b/
今はプライベートジェットじゃなくてビジネスジェットって言うらしい。
要はグローバルで活躍するエグゼクティブには、ビジネスジェットが不可欠で
日本の空港は受け入れ態勢が整っておらず、空の後進国とのこと。

金曜の昼に上海に戻り、仕事を片付けた後、またも上海行きつけスナック
『築山』に行って飲んで歌って3時半に帰宅しました。
この『築山』については、また後日。山東出身、元銀座ホステスのママが
中国人おなべや訳あり日本人留学生を率いて切り盛りするスナック。

2011年8月6日土曜日

仕事のオーラ

今週は知人が上海出張に来たり、社長が本社から来たりしていたので、
その関係で色々と忙しい一週間だった。

社長が来ていた&新総経理着任で、今週の主なタスクは
クライアントへの挨拶回りでした。
うちのクライアントは、日本の大企業がほとんどで、こちらの総経理の方々は
本社でも役員をされている人ばかり。
それだけ中国市場に注力しているってことだと思います。

私なんて相手にされるレベルではないので、会議室のはじっこの方に座って
ひたすら話しを聞いているだけだけど、こういう人の話しを聞くのは本当に
勉強になる。

そして、今週はクライアント以外にもすごい人に会うことがあった。
それこそ人々の生活や未来に関わる政治判断をするような人に
会ったわけなんだけど、仕事ができる人って同じオーラがある。

政治家にしろ、企業のトップにしろ仕事ができる人は
「決断力」と、その「根拠」が抜群に優れていると思う。
決断力と根拠が優れている人には、やっぱりついて行きたくなる。
そういう人がリーダーなんだろうなー。

他社の人なのについていきたくなるようなリーダー達に
会う事ができた、そんな一週間でした。
やっぱり中国で仕事するのは楽しい。

2011年6月25日土曜日

アイデア勝負の駐在

上海に駐在になりはや2ヶ月強が過ぎた。
やっと仕事のペースがつかめてきて、何も分からず仕事を進めなければ
いけなかった頃に比べると大分ストレスが減った。

それでもやっぱり大変なことはある。
特に最近感じるのは、PRというある種、アイデア勝負なところがある
業界で海外で働くことの大変さ。

PRって、言葉と流行とメディアの最先端で働くことを求められる仕事だから
海外で立派にPRマンとして働くのは、本当に大変だと思う。
中国語が分からないからって、中国文化から切り離された生活をしていると
PRなんてとてもできない。まして、現地のスタッフから上司として、
PRマンとして尊敬してもらえない。

上司として認められないと、みんなすぐに離れていく(実際に転職しちゃう。)。
日本に居た頃は、自分を評価する上司の目を意識して仕事をしていたけど
今は自分の能力を部下が、シビアに判断していることを意識して仕事をする。
すげーストレス。

ストレスに感じることは多いけど、仕事のやりがいはやっぱりある。
特に上海に来る前の日本の仕事が楽だったこともあって、
昼ご飯食べるのを忘れるくらい集中して仕事するのは気持ちいい。

最近さらに仕事で嬉しいことは、部下と仲良くなりつつあること。
今一緒に仕事をすることが多い斯斯(スース)は、日本が好きで
大学も日本語学科卒業。休日は自腹で日本語通訳の家庭教師と
日本語を勉強するほど熱心な子。

まだ働きだして2年目23才の女の子だけど、ものすごい頭がきれて
本当に頼りになる反面、わたしはこの子に何か教えることができるんだろうか
と不安になるほど仕事ができる。。。

そんな 斯斯とは、私一人ではオーダーができないような
ローカルレストランにランチに行ったり、
タオバオ(中国の超有名オンラインショッピングサイト)で
OPIの格安ネイルを一緒に買ったりと、日本のOL友達のように
きゃっきゃ言いながら仕事を楽しんでます。
とても人懐っこい子で本当にかわいいなのです。


ある日ランチに一緒に行ったマーラータン屋でのスース。
スースまじかわええ。
串に刺さった具がショーケースの中に並べられてる。
お好みの具を選んで、スープで煮るオーダメイドスープ。


ちなみにあたしは7串ぐらい選んで、13元(150円くらい?)
全部スースのおすすめで選んだら、超おいしかった。
あと、これに加えて春雨をぶちこんだ。
ザルが不衛生でお腹壊しそうとか気にしない、気にしない。


出来上がったマーラータンがこれ。
お好みでラー油入れると辛くてうまい。

さー、明日は今日終わらなかった仕事で休日出勤だー♪泣

2011年5月22日日曜日

「拉関係」

中国で生活することには慣れてきたものの、
やっぱり仕事は慣れないことが多い。
広報PRという世界では、日本と似ている点も多いけど
色々な場面で根本的な文化の違いを感じる。

内資企業を守るため、拡大傾向にある製品市場の外資は
まったく不当な理由で 締め上げにあう。

正当な理由を並べて、不当だと真っ向から立ち向かうと
政府、メディア、国民から避難を浴びて、中国でビジネスが続けられなくなる。
正攻法で立ち向かうのではなく、中国流にコネをフル活用して
(※中国語では「拉関係」という言葉があるほど基本になっている考え方)
事態の収束を図る。

今週はそんな中国流ビジネスを垣間みました(というか直面した)。
こんな政治、文化や考え方がいつまでまかり通るんだろう。