Innovation:新しいアイデア[方法・手法]、革新、新機軸
私の好きな言葉。
様々な問題を解決してくれるのもinnovation、
まだ誰も知らない世界や考えに導いてくれるのもinnovation。
どんな小さな形でも、仕事でもそうでなくてもいいので
自分でinnovationを実現してみたいものです。
産業革命以来、人類の生活を変えたinnovationは
石油エネルギー、インターネットじゃないでしょうか?
では次のinnovationは何か、、、と聞かれれば
(そんな事個人的に聞かれたことはないけど)言語ではないか。
今、Googleが一番開発に力を入れているのが「翻訳」だという
噂を聞いたことがあるようなないような。
なぜこんなことを考えたかと言えば、北京MS中に上司と
iPhoneのSiriやネットの無料翻訳サイトの話をしていた時に、
「10、20年後には翻訳の精度がかなり上がって、違う言語を
話す人と、何の苦労もなくコミュニケーションができるのではないか」
という結論に至ったのです。
言語は人間の考えや在り方に非常に重要な役割を果たしている。
先日のWIREDの記事でもhttp://wired.jp/2012/04/27/language-and-bias/
こんなんがありました。こんな風に思考に大きな影響力を及ぼす、
そして文化人類学的なアイデンティティーである言語がフラット化する未来が
すぐそこにまで来てる!
インターネットの登場により加速度的に進んだグローバリゼーション。
これが「言語のフラット化」により、さらに進むこと間違いなし。
でも、そこまでフラット化が進むと、人類はどうなるんだろうか。
「言語のフラット化」は、これまで旧約聖書の「創世記」
手塚治虫「火の鳥」でも触れられてきたテーマ。
「創世記」ではでは、神に近づこうとバベルの塔を
建てた人類を罰するために、神は人類に違う言語を話させる罰を与えた。
「火の鳥」では、統一言語を話そうとし、人類が絶滅するらしい。
そこまでフラット化が進んでしまった人類には、何が起きるんでしょうか。
石油エネルギーが、インターネットが私達の生活を劇的に変えてしまったように
「言語のフラット化」が上述2つのinnovation以上に人類を
変えるのではないかと、少し怖かったりもします。
それでも、これからどんなinnovationが生まれてくるのか楽しみでなりません。
ギュスターヴ・ドレ「言語の混乱」 |
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