私には中国人の友達が一人だけいる。
仕事を通じて知り合った『第一財経週刊』というビジネス誌の記者。
『第一財経週刊』は日本でいうとこの日経ビジネスのような
中国では高レベルのビジネス週刊誌のひとつ。
(洗練されたデザインやストーリーテリングのような記事などの特徴から
日経ビジネスというよりはNewsweekの方が近いかも)
彼は日本語教育の私立中高一貫校へ入学以来、日本語勉強歴10年。
もちろん日本語ぺらぺらで、
日系企業や日本人へのインタビューは日本語でやるほど。
クライアントへの取材依頼がきっかけで知り合ったんだけど
日本語ができることもあり、 今では休みの日に飲みに行く仲になった。
彼はスティーブ・ジョブス、東野圭吾、安藤忠雄が好きな
中国の典型的なインテリ若者。 先週までバーゼルの取材で
スイスに行って、せっかくビザがあるということで、その後
イタリア、スペインに行っていたそうな。その写真を嬉しそうに
見せる姿、来週北京で山本耀司のインタビューだといってはしゃぐ姿は
インテリ若者そのもの。
彼と会うと、取材で知った色々な事とそれに対する彼の考えを
聞かせてくれて、カオスな中国のことが少しだけ理解できる気がする。
今日は、スペイン土産のグラッパを飲みながら、先日インタビューした
日本の某人気アイドルグループのおもしろ話を聞かせてくれた。
上海に来てから友達らしい友達が2人しかできていない私…。
でもたまにこんな人に会う幸運もある。
ありがとよ、ゾウトン!!
ゾウトンの直属の上司、そして第一財経週刊の編集長は女性らしいが、
二人ともめちゃくちゃ酒を飲むらしい。メディアはどの国でも酒飲み。
これは全世界共通なんだね。
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