彼女もまた5月には晴れて上海卒業→日本在住になる知らせを受けた。
上海の中心部にあって交通の便がいいのに、周りが静かな超高級マンション!
なのにシャワーのお湯が15分しかでない、なんだかあたしの北京の家より寒い、
超高級だけど、ちょっと残念な上海時代に何度もお邪魔したあの家で、
お互いの中国卒業を祝うパーティーをするため(ただ上海の母の料理が食べたかっただけ)
実は東京⇔広島間もの距離がある上海まではるばる北京から行ってきました。
■1日目
上海に11時くらい到着した1日目の昼は郊外に遠出して小龍包を食べる計画を
あっさり取りやめて、近所のインドカレー屋に。
その後、日本に帰ったら中国の思い出として唯一恋しくなるであろう
ドラム缶焼き芋売りを発見。再利用されたドラム缶で焼かれたサツマイモなんだけど、
ドラム缶に何が入っていたか分からないということで、避ける人も多いらしいけど、
とにかくサツマイモが日本の3倍くらいホクホクねっとりで甘いので
母も私も一目散に焼き芋売りのおっちゃんに近づいていった。
インドカレーと焼き芋で腹がパンパンになったはずなのに、
18時を過ぎると不思議とお腹がすくもので、夜はさっそく目的である母の手料理を
いただきましたー!!!
この日の前菜 |
このお宅ではNARUMIのヴィンテージのお皿が前菜に使われるのが恒例なんだけど、
私はこのお皿を見ただけで、よだれがでるパブロフの犬ならぬナルミの犬状態。
<今日の前菜:ジャガイモとアボカドのあったか前菜※私が勝手に命名>
①ジャガイモは事前にレンジでチンして柔らかくしておく。
②フライパンにオリーブオイルをたっぷり目にひいて、ジャガイモと細かく
切ったアボカドを炒める。
③塩・コショウをして、醤油をまわしかける。
これが超おいしかったの!アボカドは炒めるとネトネトになって、
じゃがいもに絡み付いて、魔法の調味料のようになった。
この日は博多のもつ鍋有名店「おおいし」の上海支店からお取り寄せした
もつ鍋がメインだったけど、写真撮り忘れた…。
ビールとウイスキーで適度に酔っぱらい、もつ鍋をやっつけた後は、
なぜか母が集めているフチ子さんの撮影会に。
プライベートフチ子も混ざる |
仕事せずに遊ぶOLフチ子たち |
わさわさいるフチ子 |
一眼レフで撮るフチ子たち…。超フォトジェニック!
これが上海卒業旅行1日目でした。
■2日目
2日目はつい最近まで北京の会社で一緒に働いていた中国人社員の女子と
その彼氏とお昼ごはんを一緒に食べてきた。
北京のマクドナルドで奇跡のナンパによりイケメン台湾人とつき合う事になり、
上海に転勤した彼と結婚を前提にした同棲をするため、上海に引っ越していった
若干22才の女子。
まー予想通りあまり美味しくない中華だったので、あんまりお腹を膨らまさないよう
少しだけ食べて、楽しいおしゃべりだけに集中。
そして、夜はこの卒業旅行最大のクライマックス(あたし的に)!
ごちそうでワイン飲みまくり!!
お酒も料理も全部母が用意してくれたので、私は食べるだけ、飲むだけで
本当に申し訳なかったけど、ここの家のごちそうとワインにかなうものはありません!
今日のメインは、最近母が開眼したという赤身の牛肉。
今日の主役ニュージーランドヒレ肉をちら見せ |
でました。NARUMIの前菜 |
まずは泡〜♪ソムリエのような仕草でワインを注ぐ旦那殿 |
キターー!!!!ヒレ肉と赤ワインーーー!!! |
<今日の前菜:じゃがいものブルーチーズ和え>
①ジャガイモの皮を剥いて柔らかくなるまでチンする。
②ジャガイモが熱いうちに、ブルーチーズをぶっこんで和える。
③アーモンド等家にあるナッツ類を砕いてこれもぶっこむ。
このジャガイモとブルーチーズのほくほくねっとりを泡でさっぱりさせてもよし、
赤で濃厚×濃厚を楽しんでもよし。
ちにみにこの日のヒレ肉は頭の中で興奮物質が出ているのが自分でも分かるほど
ここ最近感じていなかった食べ物による興奮だった。
食べ始めたばかりだと言うのに、「おいしいと思う幸せ」が「このおいしい物体が
どんどん小さくなってしまう悲しさ」に負けてしまうほどのおいしさ。
分かりづらいか…。
しかもまた飲ませてもらった赤ワインがうめーっんだ!
飲んだ瞬間に母と目を合わせて「まろやか!」と言ってしまうほど
うんめー赤ワインとヒレ肉のステーキで、卒業旅行をしめくくるにふさわしい
最後の晩餐だった。
私も赤身に目覚めました!
日本帰ったらデパートで赤身買って、家で焼きます!!
これで心置きなく日本に帰れます!
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