地点にあるカラクリ湖へ向けて朝9時に出発。といっても、北京から4,000kmは
離れているカシュガルにおいても、政府の横暴か北京時間が使われているので
北京時間マイナス2時間の新疆時間では朝7時。
カラクリ湖への道をひた走るバス。カシュガル市街を通った時に
広州の援助で開発されているという田舎風景に似合わぬ工事中の
ショッピングセンターとマンションがどーんと現れました。
ここでも人民政府の新疆支援という名の漢族移植が行われていました。
少数民族の多い田舎ほど「国家団結、政府万歳」みたいな鳥肌ものの
スローガンがバカでかく町中に張られており、それを見るたび萎えまくり。
さて話は戻ってカラクリ湖道中。
途中パミール高原へと向かうシルクロードで最後の食料補給地だった
オパールという小さな街に立ち寄り朝食を手に入れました。
店先でおいしそうに食べるウイグルおっちゃん達と新疆弁当 |
10元とお安いのに、美味しさもボリュームも文句なしの弁当でした。
腹ごしらえもして、地平線をまっすぐ進む道をずんずんずんずん。
途中下車して記念撮影。
いつも夜半の酔っぱらい写真ばかりの私達(主に私)の早朝さわやかショット |
2時間も走るとのどかな田舎の風景が一変し、真っ赤な岩山や
5,000m級の山脈、最後には国境の検問所に到達しました。
真っ赤な岩山! |
山脈をバックに検問所! |
山脈とダムをバックにはしゃぐ俺! |
申請がなく大使館員の到着を待っている白人女性が2人いました。
今回は難易度の高い旅だったのでツアーでよかった。
検問所を過ぎるともうそこはすぐカラクリ湖!
晴天のカラクリ湖! |
ガイドさんはラッキーですよ、を連発してた。
普段から中国に悪口雑言している日頃の行いの良さに感謝。
カラクリ湖は海抜3,600mにあるので、高山病の症状が出る人もいるとか。
普段ウォーキングで鍛えてる私は、それとは関係なくも高山病症状とは無縁。
マチュピチュに行った時も最高4,100mまで行ったけど問題なしでした。
カラクリ湖で意外だったのは、唯一の山小屋レストランがおいしかったこと。
観光地の唯一レストランは世界各国まずいのが常識ですが、ここの料理は
とっても美味しかったです。ウイグル人が調理しているようで、とにかく塩と
味の素をいれるまくる○族のみなさんとはひと味もふた味も違う味付け。
みんなお腹すいていたせいかものすごい勢いで食べて、あっという間に完食。
カラクリ湖に行くみなさん、レストランは安心して大丈夫です。
デザートにはガイドの馬さんがオパールのバザールで買ってきてくれたメロン。
新疆は雨が少なく痩せた土地なので、野菜・果物の味がぐっと強くなって
特に果物は本当に甘くてうんめーの!
中央のまんじゅう以外は完食。見て、このメロン。 |
カラクリ湖のトイレは水が凍って使えなくなってしまったようで
急遽持ち込まれた仮トイレがとんでもなく地獄トイレだったらしい。
子供のころからおしっこを我慢して膀胱を鍛えてきた私はカラクリ湖の
行き帰り約8時間一度もトイレに行くことなく地獄トイレを味わわずに
済みました。
カラクリ湖から来た道をまた3時間かけて戻ったらカシュガルの5ツ星
ホテルにある新疆料理のレストランで夕食。
ここでは食事の後にウイグル族の伝統的なダンスを見せてもらいました。
こういう踊りは最後に客が呼ばれてみんなで一緒に踊るのが常ですが
今回は私だけが呼ばれて5分くらいソロダンスを踊らされるという
まさかの展開。ウイグル人のお兄さんの求愛ダンス的なものに
日本が誇るへんなおじさんダンスで対抗してやりました。
後からみんなに「よく踊った!」とねぎらってもらったのが幸い。
こうして2日目は終了。
3日目はさらにカシュガル観光。新疆最大のモスク、ウイグル人の職人街
カシュガル旧市街、ヤルカンドへ移動、をお送りします。
オパールの動物バザール外にある羊やロバなどをつなぐひも屋さん |
2 件のコメント:
空や景色がすっごいきれい!!
高山病にならず楽しめるのはうらやましいなー☆
カンクンのときの○やづみたいに、今回はまっつんが求愛ダンスの犠牲になったなんて(笑)
男性とまっつんのダンス見たかったなw
今回の旅行、めっちゃ楽しかった!特に遺跡とバザールはよかったよ。わたしの求愛ダンスは○やづのよりは全然優しかったよ。なんか鳥みたな動きだったし!
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