2012年2月15日水曜日

責任と成長

中国の日系企業は2種類に分かれている。
進出以来、現地化がどんどん進み、中国のやり方に
慣れていった企業、そしてそれが全然進んでいない企業。

もちろん前者が成功者で、何がそうさせるかと考えてみると
どれだけ中国現地法人に経営に関わる決定権を与えているかだと思った。
何を提案しても本社の許可が降りないと、動き出せない。
日本の大企業病の代名詞である判断の遅さには、逆の意味で舌を巻く。

責任を与えないことが成長を阻む。
分かりきったことだけど、自分と部下の関係レベルでも
大企業の本社と現地法人レベルでも起きていると思うと
それがいかに難しいことかと気づく。
でも、日本企業以外が比較的うまくやっているのをみると
これは日本人の特徴なのかもしれない。
リスクを恐れる、失敗を許さない、細かいことを気にし過ぎるなど。

細かい失敗を気にせず、リスクを恐れず、大きな成功をつかむ。
うーん、日本人からは想像できん。
でも先日、東芝が経営や人事など一部の本社機能を中国法人に
移して行くことを発表したニュースを見た。

私もどんどん自分の責任を明け渡して、成長を促していなかいと!

stuffed animal foolds!
 北京のぬいぐるみ屋さん。
今の中国そのもの。安くてごちゃごちゃしてて、でもカラフル。
ノロノロしてると、ぬいぐるみの波に飲まれちゃう!

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